競艇初心者編

ここでは競艇の基礎的な知識をご紹介します。

競艇とは
1週600mの水面を6艇の選手が3週(1.800m)して順位を競います。
選手にはランク付けがあり、上から
A1級 A2級 B1級 B2級 となります。
この違いの詳細は省きますが、実力の差と言っても過言ではないでしょう
選手同士は着順による点数制で、この級の上下があり
期別ごとにランクが変わります。
そして、同様に節間の点数合計により、高得点の選手が準優、優勝戦へと進みます。

また、レースには
SG G1 G2 G3 一般戦(女子戦、シニア含む) の5種類があります。

一般戦にはA1〜B2級までの選手が混合で競いますので比較的予想しやすくなります。
グレードが上がるほど選手の実力も高く実力が拮抗する為、予想が難しくなります。
従って、グレードが高くなれば、配当も多くなる為にギャンブル性が強くなります。

第一ターンマーク
他の競技では第一コーナーとも言われる、最初のカーブにあるブイです。
選手の実力差が無いほとんどのレースは、ここで勝敗が決まるとも言われています。

第二ターンマーク
スタート側にある第二コーナーにあるブイの事です。
選手はスタート展示の際に、この第二ターンマークでコースの奪い合いをします。

スタート展示
一時期は無くなっておりましたが復活しました。
これはレース前にスタートの練習をするものです。
本番とは違い好きなコースに入る事が出来ますが、唯一のルールらしいルールは
スタート展示で6コースだった選手が本番で1コースに入ると失格となります。

上記のルールは2008.5月を持って、撤廃されました。
つまりコースの縛りは無くなりましたので、展示、本番共、好きなコースに入れます。

ただし、見るからに強引なコース取りや、妨害行為は減点対象になります。
もちろん参加しなかったり、コースが判別できない選手は除外されます。

これに関連して、2009.5.1より
レース本番での、待機行動についてのルール改正がありましたので、ご注意下さい。

以下、競艇オフィシャルWebより抜粋

【主な変更点の要約】
・待機行動のバックストレッチ側の航法において、低速航走しようとするモーターボートは速やかに
内線へ寄せること及び内線と平行に航走することを規定化し、時間稼ぎ的航法を規制する。

・低速航走時における右転舵を時間稼ぎ的航法として、待機行動違反とする。ただし、内線に寄せた
とき及び外側のモーターボートが助走距離をとるための右転舵は除く。

・原則として、150メートル見透し線に先に達したモーターボートからコースの優先権が得られるもの
 とする。

・スタート展示航走に出られなかったモーターボートが、本番レースで最アウトコースから進入
しない場合は違反としていたが、この項目を削除する。

・変更事項2において、前付け艇の落とした位置によっては違反とならない場合があります。

解りやすく説明すれば、レース本番において
バックストレッチ側で右に転舵(要するに右折)すれば減点。
ホームストレッチ側において、外枠艇よりも後にスタートラインに入れば減点。

と言う事です。

周回展示
スタート展示後に行われる、いわゆる練習走行です。
ここでエンジンの伸び具合や、ターンマークでの立ち上がりをチェックします。

イン逃げ
1コースの選手が文字通り1コースから逃げ切る事です。
コースを最短距離で回れる為、一番多い勝ち方です。

まくり
1コース以外の選手が、内側の選手を押さえ込み外側から被せる様な形で抜いていく戦法です。
スタートダッシュが早い選手ほど多く使用します。

差し
技術が最も要求される抜き方です。
1コースの選手がアウトに膨れた際に内側に切り込むようにして抜き去ります。
主に4コース以降の選手が多用し、内側の3選手の間をすり抜けるように抜く様は
正に競艇の醍醐味です。

ツケマイ
差しと同じく高度なテクニックが要求されます。
まくりの場合は離れて外側を回りますが、ツケマイは内側の艇にくっつくように周り
自分のボートの引き波で内側の艇を失速させます。
狙ってやれる選手はそう多くないと思います。

まくり差し
文字通り、まくる様な態勢でコーナーに進入しますが
インの選手がもたついた際に、隙を見て内側に切り込み抜く戦法です。


競艇は6艇で競う競技です。
競馬、競輪と違い、この少ない人数こそが競艇の「稼げる」と言われる所以です。

この6艇は色分けされていて
1号艇=白 2号艇=黒 3号艇=赤 4号艇=青 5号艇=黄色 6号艇=緑 
になっています。
これはボート本体も同じ色分けです。

ボート、モーター共に各競艇場に備え付けです。
このボートやモーターは持ち運びする訳ではなく、その競艇場のみで使用します。
これらは1年ごとに新品に入れ替えされ
このボートやモーターを、節ごとの前検日に抽選で割り当てる訳です。

また、モーターの調整や部品交換は選手自身で行います。
昔はこのモーターの良し悪しだけで勝敗が決まると言われたほどです。

今現在も、競艇場で伸びやエンジンの吹け具合や
音を聞くだけで結果が解ると豪語するマニアが多数存在します。

実際に、エースモーターと呼ばれるモーターは
準優や優出する事が多く、B1、B2の女子選手でさえ
調整がうまく行くと、男性の選手を抑えて1着を何度も獲る事があります。

そして、現在の競艇の一番の鍵と言われているのが「ペラ」です。(プロペラ)
水質やエンジンとの相性などに応じて、各自で調整します。
ぺラだけは選手の自己負担で、自分で用意します。
(今現在はルールが変更されております、詳しくはオフィシャルWEBで)

通常、ペラを交換すると前走よりも良くなる可能性が高く、実力の無い選手でも不思議とオッズが下がります。
このぺラの出来次第では、先程のエースモーターでなくとも
好成績を出す事があります。

上記(ペラ交換)に関しては、いろんな意見がありますが
びわこボートの水面特性で、馬場貴也選手が語っている様に
実際の選手の声として

「レース期間中、ペラが新しいものに交換されると、調子がよくなる可能性がある」

と言う事です。

更に、これに付随して語られている整備についてですが
シリンダーケース、キャリアボディー、ギアケースを交換すると、パワーが上がる可能性が高いとの事。
逆にピストンリングの交換は、あまり効果がない可能性が高いとの事です。

ここまでは基礎の基礎です。

では具体的に予想に関しての基礎に移ります。

まず、競艇は圧倒的に1コースが有利です。
理由は最初に述べたように、最短距離でコーナーを回れる為、他の選手の影響を受けにくいのです。
(一部に、福岡などの様に1Mにうねりがありインが弱い開催場所もあります。)

余程伸びの悪いエンジンや、ペラ調整がうまく行っていない場合を除き
スタートダッシュで出遅れなければ、普通に1コースのイン逃げが成功します。
有料配信の鉄板予想の殆どが、1コースからの予想が多いのを見ればご理解頂けると思います。

ただ、これだけの理由で
競艇は1が強いから1から買ってれば勝てる、とか
上から目線で語っている方をたまに見かけますが、そんな方があなたの周りにもし居たら
その方は競艇素人の可能性が大です。

全体の実際のデータとして、各場、イン逃げは多かれ少なかれ30%程度しかありません。
つまり、残り約70%は「それ以外」の決まり手で決着しています。
ですから、無条件で「競艇はインが強い」と豪語する方は、知ったかぶりの素人だと思われます。

では何故1枠、インが強いイメージがあるかと言うと
1、準優勝戦や優勝戦は、成績上位順に並ぶ為、必然的にイン逃げが多くなる。
2、特賞やイベントレースとして、朝、昼などに組まれるA級選手の1枠優遇レースがある。

為だと思います。
ですから、このカテゴリーについては
「競艇はインが強い」と語っても、嘘ではありません。

要するに、有料配信や予想屋は
この「イン逃げしやすい番組」ばかりを販売し、的中実績として宣伝する為に
「競艇=インが強い」とイメージするのでしょう。

この事からお分かりの様に
「インが有利=インが強い」ではないと、覚えておきましょう。

次に、奇数艇が有利と聞かれた方も居られると思います。
これは1コースを軸にして、当然外側の選手が内側の選手の進路を塞ごうとしますので
3号艇に被せられる2号艇が沈み、結果 1-3  3-1 3-4 となるレースが多いのでご理解頂けると思います。
(3号艇よりも2号艇の方がスタートが早い時や、実力が上の場合はこの限りではありません。)

次に4角(かど)と言われる4コースですが
実際に競艇のレースをご覧になると解ると思いますが

通常、普通にスタートすれば外側のコース(4,5,6)からの上位入着は難しい為
4コース以降は、下がれる所まで後ろに下がって加速しながらスタートします。
この為、スピードに乗った4号艇が、まくりやまくり差しを決めるレースも少なくありません。

通常の予想では、この1,3,4 の3コースが基本になります。

当然、選手達も上記の事を理解しておりますので、展示の際や本番レースでの
進入コースの奪い合いは激しさを増します。
時にはこのコースの奪い合いで、展示の際にボートを損傷し、本戦欠場する選手が出ることもあります。
また、A級の選手がこのコースの進入になると、ほぼ1、2着で決まります。

準優選出をかけた開催後半は特に点数ギリギリの選手ほどコース取りで熱くなります。

競艇の予想は実は簡単なの?

私の元へ一番多く寄せられる相談が「予想」についてです。
もちろん、その為のスポーツなので当然なのですが

実は競艇は、競馬のように厩舎がどうの、競輪のように出身地が、選手の仲が、など

バックヤードの情報はあまり必要ないのです。

必要な情報の「ほとんど」が普通にオフィシャルWebで誰でも手に入ります。

翌日開催の出走表、全国勝率、当地勝率、開催中の成績、F(フライング)情報
ペラ交換の有無、コース進入の癖、等必要なもの全部です。

競艇は、基本的にこれさえ解れば予想が可能なのです。
ですから、まずはご自分の目で見て、予想をしてみると意外に的中する事に驚かれると思います。

もっと簡単に解らないの?

これを知りたいのが人の性と言うものですね。
ここに来られている方のほとんどがそうだと思います。




実はあります!





安心してください。
ここでは情報を買えなんて言いません(苦笑)

ページの最初に説明した事を覚えておられますか?



??




・・・




競艇はA級もB級も混合で・・・です。

一般戦ではヒヨッコのB級選手もベテランの艇王と呼ばれるほどのA級選手も一緒に走るのです。

もう、解りますね?

例えばB2級の選手の中にA1級の選手が混ざっていたら・・・
B2級だけに、と言うレースはまずありませんが、B1、B2の中に
A級の選手が1人、2人のレースは結構あります。

実際にオッズを見てもらえれば解ると思いますが、その様なパターンのレースは
最アウトの6コースからの進入でもA級の選手が本命視され、オッズがかなり下がります。

このようなレースばかりを狙うのが、その辺にある、皆さんがご存知の予想配信業者さん達です。
ですから、本当は
実際にご自分で出走表をご覧になりさえすれば、鉄板予想する事自体はそう難しくはないのです。

月に1万円等の費用は、その作業を変わりにやって貰っていると考えれば
一ヶ月の代行料としては高いものではありませんね。

このように高額情報を購入しなくても「ある程度」の利益を上げる事は可能なのです。

ここまで来ると後は、肝心の絞込み作業の話になりますが

基本的には上記に書いたように

1コース 3コース 4コース等の有利なコース
A級選手の進入コース
当地での過去の成績
現開催中の勝率

これさえ把握していれば、予想はそう難しくは無いと思います。

個人的なアドバイスとしては
「そのコースからの進入での今までの成績」を調べれば、ほぼ絞り込みは完璧になります。

それ以降は「神のみぞ知る」です。
風が強かったり、雨が激しかったり、天候の具合で大きく変動する日もあるとは思いますが
その様な日は、勝負を、比較的安定した開催場に変更するのも、勝つ為には必要です。

お分かりいただけましたでしょうか?


さて、ここからは加筆ですが
最近ことさら多いご質問が「どの開催場が良いのか分らない」と言うご質問です。

そうですね、5開催ぐらいであれば悩むかもしれませんが
実は結構簡単に鉄板が狙える所があったりします。

私のサイトを隅々までご覧になっている方は既にご存知かもしれませんが
「シニアリーグ」と「女子リーグ」がそれです。

ある程度、開催日程で荒れる日もありますが、この2種類については比較的安定しています。
理由は、はっきり言って実力の差が大いに出るからです。

私の商材を購入されている方には分り易いぐらいに実力の差が理解できますよね?
そう、これは何年も競艇をやられている方も同じなのです。

1着2着は比較的簡単に予想できます。
しかし3着となるとこれがなかなか難しいのです。

勝率1%2%台がごろごろいますから(苦笑)
ですので、私の場合、悩む時は考えずに3連単を流します。

そうすると、みんな悩んでいますので、実力差がある場合以外は結構な配当になるわけです。
何処かに書きましたが、シニアなんて万は無くとも4〜5千円台が比較的簡単に取れたりします。

ですから、安定した所での鉄板を狙いたければ、シニアか女子を狙ってください。
これは練習にもなりますのでお薦めします。

次に狙うのは、新鋭リーグです。
実は私自身競艇初心者の方には普段お薦めしていないのですが
ある程度慣れて来た方にはあえてお薦めします。

理由は上記と同じで、データ的には未知数の選手もいますのでたまに荒れますが
一般に比べると比較的実力通りに入着します。


次に狙うのが一般開催ですね。
一般戦の場合はボートやエンジン、ペラの調整がありますからなるべく初日を避けた方が無難です。
仕方なく参加する場合でも、2回走りの選手を狙い、1走目の成績から判断すると安心して予想できます。

競艇は競馬と違い、毎日開催ですから
わざわざ難しいG1やSGで大博打を打つ必要はありません。

あなた自身が予想屋になったつもりで
上記を参考に、消去法でなるべく堅い所を探し、レースを選べば無駄に資金を減らす事も無くなると思います。

また、買い方ですが
私は基本的には「均等買い」の3点絞りをお薦めします。

理由は簡単ですね?
よく言われますが、元本割れするからです。
ガチガチの本命の場合は、3点でもガミ(的中しても損をする事)食いますので
3点買って、配当が下回る場合は買わない事。

これを実行できる方が少ないような気がします。

私も昔は結構これで泣かされました。
ほとんど当たるのに資金はどんどん減って行く、当たり前ですよね。
300円の配当なのに500円買っていればガミを食うはずです。

ここで殆どの人は資金調整をしますね。
本命に500円、後を100円とか。
本来そのやり方は、資金にかなりの余裕がある方が実行するやり方で
そうでない方がこれをやると、当たれば良いですけど、はずすと一気にマイナスが計上されます。

意地になって買い続ければ買い続けるほど、何故か押えの100円が的中して後悔する事も多くなります。
こうなるともう泥沼状態に突入します。

ですから、基本的に均等買いで点数を減らす事が最善策になるわけです。

均等買いの利点は、締め切りの関係でガミ食う事もありますが
本命が当たれば配当は少ないが、確実に+になり、はずれても最小限の被害で済みます。
上記の利点とは別に、仮に2番目3番目の予想で的中した場合、利益が格段に増えます。

これをコツコツ繰り返す事が、結果的にかなりの儲けに繋がります。
私も結構万舟や高額配当を獲得しますが、ほとんどがこのやり方で的中しています。

資金調整をしていると、こうは行きません。
本命に千円、押えに100円、押えに万舟入ったら獲得したのに悔しさ倍増です。
これを均等買いしていれば、万舟に千円です。

均等買いさえしていれば、たかだか千円台の配当でも1万円の配当金が払いだされるのです。
それを何レースも続けると・・・

ここにいち早く気が付かれると、もっともっと競艇が楽しくなる事を保障します。





ここまででも、数多くの書籍を購入する必要が無くなりますが
あまりにもサービス良すぎますので
これ以降は会員フォーラムでのみ解説いたします。



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